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過去へのタイムスリップは出来ない。それは熱力学第2法則による。

ふと思った。
過去へのタイムスリップが出来ない理由は何なのか。
結論として、私は熱力学第2法則の「エントロピー増大の法則」こそがその理由だと結論してみた。

「時間」の考えは突き詰めると何なのかといえば、それは「物理現象が発生して終わるまでの長さ」と言える。そもそも現在の原子時計だって、ある原子の振動の回数が何回に達したとき、1秒と定義しているのだ。「時間」とは物理現象と切っても切れない。

さてタイムスリップ、つまり「時間」が巻き戻るとはどういうことかと言えば、物理現象が逆に動くということだ。

例えば割れたガラスの断面が近づいてくっつき合う、温度の低い物体から温度の高い物体へ熱が移動する、空気中に散ったおならが、自然とまた自分のおしり付近に集まる。

こんな物理現象は起きるのか?
・・・起きないだろう。
ものすごくミクロに見れば局所的には起きる場合もあるが、しかしマクロに見ると事実上起きない。これこそ「エントロピー増大の法則」だ。

今テレビのCMで、未来の子供が母を訪ねる話があった。これを物理的に考える。
未来の子供の元となる、世界中に散らばった原子が自然と母親の付近の空間に集まり、そして見事にDNAの設計図通りに配置される。そして自然に呼吸を刻み、さらには脳のなかに記憶を持つような電子の流れが勝手に生まれるのだ。

これこそ物理現象が逆に動く、つまりタイムスリップだ。
・・・まったくありえない。

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